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パレルモの案内

パレルモまばゆい太陽とオリーブ、オレンジ、アーモンド畑、そして紺碧の地中海に浮ぶシチリアは、地中海を行き来する諸国の影響を強く受けた。中でもイタリアでもっともイスラム社会の影響を受けたこの島は、他のイタリアの都市とは違った独特な文化に触れることができる。

シチリアの中心都市で、島の北側、ティレニア海に面した湾岸沿いの町パレルモもアラブ、ノルマン、スペインと19世紀まで異国の支配を受けていたため、独自の国際色豊かな文化を生み出し、異国情緒があふれている。さまざまな文化様式の建造物が点在するこの街の魅力は、アラブの影響が強い旧市街とヨーロッパ的な新市街のコントラストだろう。特に庶民的で活気が溢れた旧市街地には、観光スポットが集中している。観光地としての見どころが多く点在する。一方、洗練されたカフェやショップが多くある新市街地では買い物などを楽しむことができる。まず華やかなモザイクが美しいノルマン宮の二階にあるパラティーナ礼拝堂は、天井と柱のアラブ風模様や壁や祭壇が金色のモザイクで飾られ、それは見事である。ベッリーニ広場には、バロック様式のファザードを持つマルトラーナ教会と屋根に真っ赤な3つのドームをもつアラブ・ノルマン様式のサン・カタルド教会があり、とてもユニークなデザインの建築物である。

パレルモを治めた歴代王の墓のあるカテドラーレ(大聖堂)は、イスラム建築の上に建設された教会。もとはシチリア・ノルマン様式によって建立されて以来、カタルーニャ・ゴシック、ビザンチン、さらにイスラムなどの様式によって増改築がなされた。町を東西に貫くヴィットリオ・エマヌエーレ通りと、南北に貫くマクエダ通りが出会うバロック建築の四つ辻クアットロ・カンティ。ここがパレルモ旧市街地のへそで、それぞれの角に面した建物には彫像・噴水などの装飾がされている。赤いドームが印象的なサン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会。

また、パレルモには、大きな市場が3つ、ヴッチリア、カポ、バッラロがある。地中海の新鮮な魚介類はもちろん、太陽の恵みを吸収したナスやトマト、パプリカなどの野菜、オレンジやレモンなどがまぶしいほど鮮やかに並でいる。オリーブの実や乾燥トマトもおいしい。アラブ人が持ち込んだ香辛料などの香りもただよう。洋服、食器、日用品など生活観あふれる雑貨類もあり、パレルモ庶民の活気ある生の生活を垣間見ることができるだろう。屋台にあるアランチーニ(サフランライスの中にトマトソースの入った揚げボール)やスピチョーネ(パレルモ風ピザ)、カンノーリ(シチリアの菓子)などをつまみながら歩くのも良いだろう。ただし、バッグやお財布はしっかり抱えて注意しながら歩こう。

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パレルモ(シチリア)国ガイド

時差 :
日本との時差は-8時間。パレルモの方が遅れている。夏時間採用時(2008/3/30〜2008/10/26)は-7時間。
言語 :
イタリア語(公用語)が大部分,他にドイツ語,フランス語,スロベニア語など
電圧 :
220V 50HZ

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